CX-5はファミリーカーとして悩ましいと感じているめろきーです
CX-5(KE)を数年間、ファミリーカーとして使用してきて、良いところ、悪いところも見えてきました。
『結局CX-5みたいなSUVはファミリーカーとしてどうなのか?』
『ファミリーカーとして使用するなら結局ミニバンがいいのではないか?』
ファミリーカーを購入する時ってこんなところが疑問点ではないでしょうか。
結論から言うと、CX-5はファミリーカーとして十分使えますし実用性バツグンです。
ただ、0歳児から乳児期と使用してきて感じる不便さもやはりあるので、ファミリーカーとしての実用性をご紹介していきますので、参考にしてもらえたら嬉しいです。
- CX-5のファミリーカーとしての使い勝手
- 走り面はとても快適で満足
- 室内は少し不満もあるけどだいたい満足
我が家の家族構成と車の使用状況
今現在の家族構成はこのような感じでCX-5を活用しています。
家族構成 | 僕、嫁ちゃん、息子ちゃん(幼児) |
---|---|
使用用途 | 【平日】嫁ちゃん通勤、こどもの送迎、買い物 【休日】家族でお出かけ |
使用状況 | ちょい乗り多め(30分圏内くらい) 高速使用は月に1,2回あるかないか |
CX-5スペック | H27年式(KE型) 25S PROACTIVE 4WD |
まぁ普通ですよね。よくある家族構成と使い方じゃないかな?と思います。
特別何かに使っていることはないので、ごくごく一般的と思ってもらって大丈夫です。
CX-5のファミリーカーとしての実用性(走り編)
我が家のCX-5のスペックです。
- H27年式(KE型)
- 25S PROACTIVE
- 2.5リッターエンジン、4WD
- セーフティクルーズパッケージ
この条件でみると走ることに関してはどんな感じか解説していきます。
①安全装備
セーフティクルーズパッケージが付いているので、安全装備に関しては満足!じゅうぶんです。
あまり高速道路を走る場面が少ないですが、MRCC(マツダレーダークルーズコントロール)は前車との間隔を調整して走ってくれるので長距離の移動がとっても楽です。
また、米国道路安全保険協会(IIHS)の評価で、衝突安全性が最高レベルの『トップ セーフティー ピック+』の称号を得ているので、万が一の事故でも子供や家族を守ることができるのも安心ポイント。
出典:米国道路安全保険協会(IIHS)
やはり、ファミリーカーとして安全性は絶対に譲れないですよね。
安全性においてCX-5はしっかり満たしていますし、購入したことは大正解だったと感じています。
②走破性
我が家のCX-5は『25S PROACTIVE 4WD』なので、走りに関しては何の心配もありません!
幸いなことに、住んでいる地域は冬場に雪が降ることがあまり無いのですが、降ったとしても4WDであるという事で安心感が大きいです。
突然降ったとしても少しの移動は問題ないですし、スタッドレスを履けばよっぽど怖い思いすることはありません。
また、2.5リッターエンジンという事で、走りに余裕があり、下道はもちろん高速道路での走行もストレスが少なく楽です。
- 20S 2リッターエンジンなので力強さは25Sに劣るが、街乗り程度ならそんなに気にならないかも?
- 2.2ディーゼルは力強いので走破性は高く期待できる!
そしてSUVと言ったら車高の高さです、これはとってもメリットあります。
どこを走るにしてもバンパーを擦る心配がありませんし、勾配の大きい坂や店の出入り口なんかも気にせず突っ込んでいけるので余計なストレスが減ります。
このように心配しなくてよくなる部分がひとつでも増えると、運転するときの余裕ができるので気持ち的にゆとりが生まれます。
③燃費
正直に言うと、燃費は期待できません。燃費だけを気にするなら別グレードにすべきです。
2.5リッターエンジン、4WDの組み合わせで燃費に関しては最悪と言えます。
車のインフォメーションの平均燃費では、約9km/ℓで、高速使っても約10km/ℓを少し超えるくらいです。
CX-5に限って燃費を考慮するならば、20Sか2.2ディーゼルにすることをおすすめします。
20Sなら25Sより少し良いくらい、ディーゼルならば20Sより良いという感覚ですね。
④大きさ
SUVって大きいイメージがあると思いますが、CX-5は乗ってみると意外とそう感じません。
車名 | 全長 | 全幅 | 全高 |
CX-5(KE型) | 4,540mm | 1,840mm | 1,705mm |
CX-5(KF型) | 4,545mm | 1,840mm | 1,690mm |
ノア/ヴォクシー | 4,795mm | 1,735mm | 1,810mm |
アルファード/ヴェルファイア | 4,950mm | 1,850mm | 1,950mm |
クラウン | 4,910mm | 1,800mm | 1,465mm |
一般的なミニバンと、セダンと比較してみました。
幅に関してはCX-5は多少広めですが、全長に関しては少し短めなので、その分動かしやすいというのは感じます。
長さに関しては長いと感じたことはありませんが、幅は確かに少し広めなので、狭い駐車場では停める時に隣との間隔が気になることはあります。
こういった場面では圧倒的スライドドアが優勝ですが、停める場所や子供側が広くなるように停めることで空間を確保したりしますが、特段狭すぎて無理・・・ということは今まで無いです。
⑤運転のしやすさ
やはりSUVは視点が高いので運転がしやすいですね。
実際に自分が運転していても感じますし、嫁ちゃんも普通に運転できていているので、女性でも運転しにくいということはないと思います。
シートは上下に高さ調整ができますし、高すぎれば下げればいいし、低すぎれば高くできるので、旦那さんや奥さまの背が低かったとしても視界の確保はしやすく問題ないと感じます。
ただ少し気をつけたいのは、やはり背が高いということはその分死角も発生しますので、えいやーすると擦ります。
嫁氏2回擦りました・・・
CX-5のファミリーカーとしての実用性(室内編)
①内装に高級感がある
これは意外なところだったのですが、内装に革を使ってたりで割と高級感があります。
ト〇タでよくある安っぽいカチカチのプラスチックな部分はあんまり感じません。
僕だけかもしれませんが、やはり運転しているときに触る、視界に入るものは気になるので革が使われているのは嬉しいです。
カチカチプラスチックだと安っぽすぎて、見た目も触った感じも全然運転楽しくならないですよね。
ハンドルももちろん革なので、触り心地もいいですし、しっかり握れてお気に入りです。
しいていうならば、ところどころあるシルバーな部分と、謎のカーボン柄が気に入らないくらいです。
全部ピアノブラックだったらサイコー!
②内装装備はちょっと不満
CX-5のKE型にはないけれど、KF型にはついているものが結構あります。
- 車速感応式オートドアロック
- オートドアミラー
- パワーゲート
まぁ・・・年式もあるので仕方ないんですがね!
とはいえ、ファミリーカーでと考えると『車速感応式オートドアロック』はついてて欲しいところです。
これらは社外部品を使えば取り付けることも可能ですが、細かい部分でこだわるとKF型の購入も検討ありです。
③後部座席の広さは十分だけどちょっと狭い
このときの写真はチャイルドシートで、エールベベの360度回転できるものを使っていました。
このチャイルドシートは3少しでかいので圧迫感があります。
今はジュニアシートなのでそこまで場所取りませんが、こどもが2人になると大人はもう後ろには乗れないかもしれませんね。
現状、空いている人は後ろに乗るので、助手席にはあまり座る機会がないのですが、後ろを気にしなければ広さはじゅうぶん。ただ、少し前にだすとやっぱり窮屈感はありますね。
運転席の後ろに座るときは、窮屈感は特に感じませんし、なんなら前と後ろで飲み物渡したりとかもスムーズに行える距離感で、僕としてはこの距離感がちょうどよくて良い距離感だと感じています。
例えば息子と2人で出かけるときに、信号待ちでの様子見や、グズった時、飲み物を渡すときに手が届くので便利です。
ヴェルファイアやアルファードを借りて乗ったこともありますが、確かに広くて良い反面、チャイルドシートを置いたら遠いなぁと思ったので、僕としてはCX-5くらいの距離がとっても良いです。
余談ですが、後ろのドアは90度近く開くので、子供の乗り降りはしやすいです。360度回転できるチャイルドシートとの相性がいいです。
④トランク容量はそこそこ
ベビーカーは常時詰みっぱなしになることが多いと思いますが、このベビーカーもでかいので場所とってます。
人によってはもう少しコンパクトなベビーカーの可能性もあると思うので、もう少しスペースができるかもしれません。
ベビーカーがなければ、数日泊まるくらいの荷物も余裕で入りますし、バーベキューの道具も平気で入るくらいはあるので、お出かけには不便しないと思います。
今のところ1泊2日程度の旅行に出かけたこともありましたが、トランクに入りきらなくて無理となったことはありませんでした。
最悪容量を稼ごうと思えば、ルーフラックや、ヒッチキャリアを使う手があります。
今はスパーキーやキックボードが積みっぱなしで・・・あまりものが載りません笑
ある程度まではじゅうぶんな大きさですが、物が増えてくるともう少し容量が欲しいところですね。
まとめ:一部気になるところもあるが、ファミリーカーとしての安全性、走破性には満足
数年間CX-5に乗ってきて感じた、ファミリーカーとしての実用性についてご紹介してきました。
子供が大きくなり、自分でドアを開けたりできるようになるとドアパンチが心配になってくると思いますが、チャイルドロックを使って大人が開けるようにすればそういった心配も回避できるので、完全にスライドドアが一番とは言い切れないと思っています。
とはいえファミリーカーとして使う場合には、ミニバンにも良い部分もあるので悩むところですよね。
個人的にはSUVであることでミニバンに劣る部分もありますが、走りの面での強さはミニバンよりもずば抜けて良く、大きなメリットです。
特にキャンプを楽しみたい人には圧倒的にSUVの方が有効ですね。
SUV、CX-5をファミリーカーとして購入したことは失敗したと思っていませんし、むしろ買ってよかったと思っています。
好きな車に乗るのが一番なのよ
見た目が好きも重要事項ですからね笑
以上『約1年間CX-5をファミリーカーとして使って感じた実用性!』でした!