現世から離れる旅は良いものじゃ・・・めろきーです
子鉄むすこの誕生日もあり、大人も遠出がしたい!となりまして、JRのひだを利用して下呂温泉へ旅行へ行くことにしました。
電車での遠方への旅は景色を眺めたりと余裕があっていいですね。
ずっと気になっていた新型の特急ひだ『HC85系』と引退間近のワイドビューひだ『キハ85系』の両方に乗ってきました!
特にワイドビューひだのキハ85系は引退が決まっているので、駆け込みで乗ることが出来たのが嬉しかったです。
行きは特急ひだ HC85系に乗車
下呂に行くからには絶対に新型ひだに乗りたい!そして少しでも長く乗りたい!ということで、名古屋発の車両に乗車しました。
贅沢にグリーン車のチケットを購入していたので、1号車へ歩きつつ写真も撮ろうと先頭へ向かっていくと見たことある後ろ姿が見えました。
な、なんと!電車系YouTuberのあの家族が撮影しているではないですか!!
まさか乗るのか!?同じ車両なのか!?と興奮しつつ声掛ける暇はあるのか!?と様子をうかがっていましたが、出発時間が迫ってしまったので泣く泣くひだへ乗り込みました!笑
有名人を見て家族全員大興奮でのスタートとなりました笑
そんなこんなで名古屋駅を出発!名古屋から乗車する場合、岐阜駅まで逆向きで進みますので人によってはちょっと気持ち悪いかもしれませんね。
新型ひだ HC85系の特徴
HC85系の特急ひだは、ハイブリットシステムが搭載されている車両で、JR東海では初のハイブリット気動車となっています。
今までの気動車はエンジンが2台必要でしたが、ハイブリット方式を採用することで1台でよくなるため、安全性・快適性の向上や環境負荷の低減が可能となりました。
乗っていて楽しかったのは、次の停車駅の案内だけではなく、車内から見える観光スポットや景色を案内してくれていて、へぇ~と思いながら景色を楽しめました。
案内される景色のほとんどは進行方向右側でしたので、どんな景色を案内されるのか気になる人は右側席を取るのがオススメです。
新型ひだ HC85系の座席まわり
写真が撮れなかったのですが、グリーン車は落ち着いた青色が基調のシートでした。
座席の間隔も広く、フットレストがあるし、位置を調整できるので楽な姿勢を作ることができて長旅もくつろいで移動ができました。
全席コンセントを完備しているので、スマホの電池の心配や、パソコンを使いたい人も充電を気にせず利用ができますね。
窓ガラスは大きくて見晴らしがよくて、開放感があったので景色がよく見えて長旅も飽きずに移動できましたよ。
こういうのは新型車両のいいところですよね。
下呂到着時に気をつけるべし!
下呂に到着した際、少し気になることがありました。
- 下呂駅は交通系ICが非対応
- 名古屋行きの時間と被るとしばらく出られない
1は出るときにどうしよう!となりましたが、窓口に言えばちゃんと処理してもらえるので大丈夫でした。
逆に下呂駅から出発する場合は交通系ICが使えないため、切符を購入する必要があります。
カードか現金になるので、往復分多めにチャージすると余ってしまうので気をつけた方が良いかもしれません。
2は到着時に特急ひだの写真を撮ったりしたり出発を見送ると、名古屋行きの人とガチ合ってしまいなかなか外に出られなくなります。
さくさく進みたい人はさっと写真撮って、さっと外にでていけば巻き込まれずに観光に集中できると思います。
下呂駅出発時に気をつけたいこと!
- 事前にチケットを買っておくと便利
- 少し早めにきて並ぶ必要がある
- 交通系ICが使えないので乗車券を忘れずに!
到着時と被る内容もありますが、下呂駅を出発するときはこの3点チェックしておきましょう!
交通系ICが使えないので、切符を駅員さんがひとつひとつ確認してからホームへ移動になるため、少し時間がかかります。
そのため結構列ができるのと、場合によっては乗車ギリギリまで時間がかかる場合があるので少し早めに観光を切り上げて駅に移動しておくと余裕があります。
人があふれてくるので、1,3は事前に準備しておくとスムーズです。
到着時に買っておくと楽かもしれませんね。
私はひだの特急券を持っていたので、乗車券だけ購入するために並びましたが、発券機が1台しかないのでトラブルがあると全然進みません。
実際に前の人が何かトラブル発生していて、あわや購入できないかと思いました。
窓口も1つなので、ここもスムーズにいかないと自分の番がなかなか回ってきません。
そんなことしてて乗り過ごすのは悲しいので、事前準備でゆとりを買っておくことをオススメします。
ワイドビューひだ キハ85系に乗車
これまで高山本線で活躍してきたキハ85系のワイドビューひだですが、新型のHC85系に入れ替わっていくため、2023年3月17日をもって引退となります。
同じキハ85系だと、南紀は2023年6月30日まで走っているので、まだ乗るチャンスはじゅうぶんあります!
とはいえ、すぐに全く乗れなくなるということではなく、4月にある高山祭があるときには臨時特急として走る予定になっていたりと、臨時で走る場合は今後も少しの期間はあるかもしれませんので、乗りたい人はチェックしておきましょう!
歴史的な車両に引退前に乗れて感無量です!!
記念にグリーン車に乗車しました!
キハ85系は1989年2月18日に営業運転を開始しているので、やはり内装など古さを感じますが、車内の雰囲気なんかは当時感があり、タイムスリップしたかのような感覚があってワクワクしました。
走ればディーゼルのドロドロ音が結構うるさいのですが、これはこれで自分はひだに乗ってるんだなぁと感じられて楽しかったです。
座席も座り心地がよく、新型のHC85系よりも広いのでは?と感じるほどでした。これはグリーン車に乗車したからかもしれませんが。。。
窓も大きく、景色が良く見えましたし、ところどころ写真を撮っている人を見かけました。
古くから活躍してきたものが終わっていくのは少し寂しいですね。
今後は関西方面で乗れる?
7月までに役目を終えてしまうキハ85系ですが、JR東海から京都丹後鉄道へ譲渡されたということなので、まだまだ活躍してくれるようです。
東海地方では見られなくなってしまいますが、まだまだ現役として走ってくれて乗車できるというのはファンからしたら嬉しい話ですよね!
下呂温泉 『富岳』に宿泊
下呂温泉って旅館がたくさんあって悩ましいですよね。
今回宿泊した『富岳』はとっても良い旅館でした!また利用したい!
部屋も広かったですし、宿泊した部屋からは鉄橋を通るひだが見えるし、土曜日に開催される下呂花火もしっかり見えました。
部屋でゆっくり食事もできましたし、大満足の旅館でしたよ。
ひだのチケット購入方法
JR東海ツアーズならまとめて予約できるので便利!
今回ひだのチケットと宿泊先を別々に取ったのですが、どうせならまとめて予約するのが一番便利です。
JR東海ツアーズを利用すれば、ひだのチケットも宿泊先もまとめて予約ができます。
予約のページもカレンダー式で見やすくて、感覚的に空いているところがどこでいくらかがわかるので、たくさんページを開いて比較しつつ・・・なんてめんどくさいことしなくても大丈夫!
えきねっと&e5489でネット予約できる
ひだのチケットは『えきねっと』と『e5489』からも予約ができます。
今回僕はえきねっとから予約しましたが、使い慣れていないのもあり大変でした。
やり方も下手だったのか、そういうものなのか、席を選んで指定ができず自動的に決まりました笑
あと注意したいのは、出発日の1か月前からの予約になるので忘れてしまったり、旅行シーズンだと最悪取れないというのが心配ですね。
駅にある『みどりの窓口』で購入できる
上記以外だと、みどりの窓口で購入が可能です。
インターネットを使用しないとか、窓口が利用しやすい人は窓口購入が楽かもしれませんね。
旅館の予約も忘れずに!
ふ~なんとかひだのチケットゲットできた!って安心して旅館の予約を忘れないようにしてくださいね!笑
Yahoo!トラベル は幅広い価格帯の中から宿が選べるのと、オンライン決済を利用すればpaypayポイントが付与されるので、paypayユーザーには嬉しい!
じゃらんnet は日本最大級の宿やホテルの検索サイトになっていて、宿泊策が見つからないなんてことはないでしょう。
JTBも大手なので掲載数はもちろんのこと安心感がありますね。ホームページも見やすくて探しやすい!
まとめ:特急ひだを利用していく下呂の旅は最高である
下呂温泉への旅行は車の利用も多いかと思いますが、特急ひだを使ってみるのもおすすめです。
- 電車移動は楽ちん
- 外の景色を楽しめる(四季を感じられる)
- これから下呂、飛騨方面に行くんだという高揚感が高まる
- 朝っぱら、昼からお酒も飲めちゃう
なんといっても、きれいな景色を楽しみながら段々と目的地に近づいていくのがワクワクして楽しかったです。
とはいえ、こどもの年齢や家族の人数では車の方が良い場合もあるかもしれませんが、たまには電車移動も楽しくていいと思いますよ!
こどもが電車好きなら、こういった機会でもないと特急ひだには乗る機会がないですからね。
以上『HC85ひだとキハ85ひだに乗って行く下呂温泉は最高の旅!』でした!